最近の構想をちらりとお話します
2015年11月19日 TCG全般こんにちは
MTG初心者の青使いです。
ようやくMTGに触る機会ができまして、
青茶単やマーフォークを回していました。
そしていつの間にかエスパーメンターを回していました(意味不
青単が好きなんですけど、単色ではできることが少なくてモダンとかいう環境で勝ち切ることって難しいのかなと思いながら大会の結果を見ていました。
ということで丸いデッキを作りたいなと思い、エスパーカラーのデッキを作り始めたんですね。
エスパーでモダンといえば、「エスパーメンター」が有名です。
https://dig.cards/archetypes/modern/esper_mentor
ハンデス、除去、カウンターが入っていて妨害要素が高く、個人的にはとても好きなデッキです。
でもエスパーメンターってトロンみたいな土地コンボやバーンのような速度の速いデッキに勝つことが難しいです。
ということで、エスパーメンターをもっと丸くしたデッキを目指して調整することにしました。
そしてエスパーメンターを使っていて少し気になる点がありました。
それはコントロールするのが割と難しいという点です。
考慮することが多く、マーフォークのようにライフ計算を主に考えるデッキだけでは勝てません(初心者ですいません
そしてモダンといえば、対応力だけではなく、デッキそのものにブン回りのような強い動きがあるデッキが強いといわれています。
初心者が玄人にコントロールしきって勝つとか大変ですしね。
ということで、エスパーメンターの次に出てきた案がエスパートラフトでした。
ものすごく単純にすると、僧院の導師を聖トラフトの霊に変えただけのデッキです笑
なぜ僧院の導師ではなく聖トラフトの霊を採用するかというと、モダン環境における利点が2つあると考えられるからです。
一つ目はモダンが除去の豊富なフォーマットであることに対して聖トラフトは単体除去に耐性があるという点です。
モダンはメタ上位が比較的赤の多い環境であり、ジャンド、双子、ズー、バーンなどがあります。
赤いデッキには必ずといっていいほど稲妻が含まれていますね。
なので、赤の多いモダンにおいてクリーチャーのタフネスは4ないと安定したパフォーマンスを発揮することができません。
また、除去が多く、終止、衰微もあるので、すぐにクロックをつぶされてしまいます。
それに対して聖トラフトの霊には呪禁があるので、これらの優秀な単体除去に対しての優秀な回答となる可能性があります。
もう一つはトラフトのクロックの太さです。
モダンはフェッチショックで仮想としてライフが17点からスタートするデッキが多いことを加味すると、トラフトの3回殴れば勝てるという点はモダンにおいて速やかにゲームを終わらせる力があり、モダンという環境においてはかなりのアドバンテージがあると考えています。
そしてエスパーカラーを使う際には未練ある魂の採用が考えられます。
3マナとマナ域がかぶってはいますが未練ある魂と聖トラフとの点と面で攻めることが可能になります。
逆に聖トラフトの霊(エスパートラフト)を使うデメリットは3つあります。
1つ目はタフネスが平凡である点です。
聖トラフトの霊のパワータフネスは2/2なので、モダンにいるクリチャーとしての性能は2マナ生物程度のため、ただの3マナ4点火力になりかねません。
単体除去の豊富なモダンではレガシーでよく見るようなデルバーデッキも少ないですしね。
また、苦手なトロンや赤いデッキには未練ある魂を含めても紅蓮地獄や神々の憤怒のようなカードのせいで、デッキ自体が全体除去に弱いという特性を持ってしまいます。
2つ目は伝説であり、代用が気かないという点です。
デッキを作る際には8枚ほど同様の役割があるカードがあるとデッキのコンセプトとして成り立ちやすいですが聖トラフトの代用となるカードは少ないことです。
エスパーカラーを使うとタシグル、アンコウ、未練ある魂が使えるので、勝ち筋としてはある程度のプランが用意されていますが、トラフトに依存しすぎないデッキ構成にする必要があります。
3つ目は3マナであることです。
モダンは環境が速く、エスパーカラーには火力がなくライフレースをした時にまくり切れず、負けてしまうことがあります。
余談ですが私の使い方が悪いのかエスパーメンター使っていると練習の段階でマーフォークへの勝率が悪いのでイラッとしました。
なので単体除去耐性があることを加味しても3マナというマナコストは構えながら唱えるためにはコストが高く、2アクションを取れず、悠長になってしまうことが考えられます。
ざっとデッキの改善案を見直してみると
・最低でも3tまでの動きを保証したい
・トラフトで3回殴り切るためのプラン
・トラフト以外の勝ち筋を用意
・火力によるライフレースで単純に負けないために
・赤いデッキへの耐性を強める
ことがあげられました。
とりあえず考察対象としてエスパーメンターを使って大会で結果を残した人のレシピを挙げておこうと思います。
http://www.bigmagic.net/rptq1st16_tokyo/coverage/decklist.html
最終順位 3位 Kobayashi Tomoya
メインボード
2《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3《僧院の導師/Monastery Mentor》
2《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
1《殺戮の契約/Slaughter Pact》
4《思考掃き/Thought Scour》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
4《流刑への道/Path to Exile》
4《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
1《思考囲い/Thoughtseize》
1《盲信的迫害/Zealous Persecution》
2《差し戻し/Remand》
4《未練ある魂/Lingering Souls》
1《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1《残忍な切断/Murderous Cut》
2《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
1《島/Island》
1《平地/Plains》
1《沼/Swamp》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1《湿った墓/Watery Grave》
2《神無き祭殿/Godless Shrine》
2《湿地の干潟/Marsh Flats》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1《大天使の霊堂/Vault of the Archangel》
1《乱脈な気孔/Shambling Vent》
1《天界の列柱/Celestial Colonnade》
2《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
サイドボード
1《思考囲い/Thoughtseize》
1《天界の粛清/Celestial Purge》
1《盲信的迫害/Zealous Persecution》
2《対抗突風/Countersquall》
2《疲弊の休息/Rest for the Weary》
1《解呪/Disenchant》
2《石のような静寂/Stony Silence》
2《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
1《至高の評決/Supreme Verdict》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
私としてはブン回りでデッキとして勝つのもいいかもしれませんが本当に強いデッキというのは安定性が高いことが必要だと考えています。
その安定性を高めるためにどうするのかということ次回考察していきたいと考えております。
MTG初心者の青使いです。
ようやくMTGに触る機会ができまして、
青茶単やマーフォークを回していました。
そしていつの間にかエスパーメンターを回していました(意味不
青単が好きなんですけど、単色ではできることが少なくてモダンとかいう環境で勝ち切ることって難しいのかなと思いながら大会の結果を見ていました。
ということで丸いデッキを作りたいなと思い、エスパーカラーのデッキを作り始めたんですね。
エスパーでモダンといえば、「エスパーメンター」が有名です。
https://dig.cards/archetypes/modern/esper_mentor
ハンデス、除去、カウンターが入っていて妨害要素が高く、個人的にはとても好きなデッキです。
でもエスパーメンターってトロンみたいな土地コンボやバーンのような速度の速いデッキに勝つことが難しいです。
ということで、エスパーメンターをもっと丸くしたデッキを目指して調整することにしました。
そしてエスパーメンターを使っていて少し気になる点がありました。
それはコントロールするのが割と難しいという点です。
考慮することが多く、マーフォークのようにライフ計算を主に考えるデッキだけでは勝てません(初心者ですいません
そしてモダンといえば、対応力だけではなく、デッキそのものにブン回りのような強い動きがあるデッキが強いといわれています。
初心者が玄人にコントロールしきって勝つとか大変ですしね。
ということで、エスパーメンターの次に出てきた案がエスパートラフトでした。
ものすごく単純にすると、僧院の導師を聖トラフトの霊に変えただけのデッキです笑
なぜ僧院の導師ではなく聖トラフトの霊を採用するかというと、モダン環境における利点が2つあると考えられるからです。
一つ目はモダンが除去の豊富なフォーマットであることに対して聖トラフトは単体除去に耐性があるという点です。
モダンはメタ上位が比較的赤の多い環境であり、ジャンド、双子、ズー、バーンなどがあります。
赤いデッキには必ずといっていいほど稲妻が含まれていますね。
なので、赤の多いモダンにおいてクリーチャーのタフネスは4ないと安定したパフォーマンスを発揮することができません。
また、除去が多く、終止、衰微もあるので、すぐにクロックをつぶされてしまいます。
それに対して聖トラフトの霊には呪禁があるので、これらの優秀な単体除去に対しての優秀な回答となる可能性があります。
もう一つはトラフトのクロックの太さです。
モダンはフェッチショックで仮想としてライフが17点からスタートするデッキが多いことを加味すると、トラフトの3回殴れば勝てるという点はモダンにおいて速やかにゲームを終わらせる力があり、モダンという環境においてはかなりのアドバンテージがあると考えています。
そしてエスパーカラーを使う際には未練ある魂の採用が考えられます。
3マナとマナ域がかぶってはいますが未練ある魂と聖トラフとの点と面で攻めることが可能になります。
逆に聖トラフトの霊(エスパートラフト)を使うデメリットは3つあります。
1つ目はタフネスが平凡である点です。
聖トラフトの霊のパワータフネスは2/2なので、モダンにいるクリチャーとしての性能は2マナ生物程度のため、ただの3マナ4点火力になりかねません。
単体除去の豊富なモダンではレガシーでよく見るようなデルバーデッキも少ないですしね。
また、苦手なトロンや赤いデッキには未練ある魂を含めても紅蓮地獄や神々の憤怒のようなカードのせいで、デッキ自体が全体除去に弱いという特性を持ってしまいます。
2つ目は伝説であり、代用が気かないという点です。
デッキを作る際には8枚ほど同様の役割があるカードがあるとデッキのコンセプトとして成り立ちやすいですが聖トラフトの代用となるカードは少ないことです。
エスパーカラーを使うとタシグル、アンコウ、未練ある魂が使えるので、勝ち筋としてはある程度のプランが用意されていますが、トラフトに依存しすぎないデッキ構成にする必要があります。
3つ目は3マナであることです。
モダンは環境が速く、エスパーカラーには火力がなくライフレースをした時にまくり切れず、負けてしまうことがあります。
余談ですが私の使い方が悪いのかエスパーメンター使っていると練習の段階でマーフォークへの勝率が悪いのでイラッとしました。
なので単体除去耐性があることを加味しても3マナというマナコストは構えながら唱えるためにはコストが高く、2アクションを取れず、悠長になってしまうことが考えられます。
ざっとデッキの改善案を見直してみると
・最低でも3tまでの動きを保証したい
・トラフトで3回殴り切るためのプラン
・トラフト以外の勝ち筋を用意
・火力によるライフレースで単純に負けないために
・赤いデッキへの耐性を強める
ことがあげられました。
とりあえず考察対象としてエスパーメンターを使って大会で結果を残した人のレシピを挙げておこうと思います。
http://www.bigmagic.net/rptq1st16_tokyo/coverage/decklist.html
最終順位 3位 Kobayashi Tomoya
メインボード
2《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3《僧院の導師/Monastery Mentor》
2《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
1《殺戮の契約/Slaughter Pact》
4《思考掃き/Thought Scour》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
4《流刑への道/Path to Exile》
4《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
1《思考囲い/Thoughtseize》
1《盲信的迫害/Zealous Persecution》
2《差し戻し/Remand》
4《未練ある魂/Lingering Souls》
1《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1《残忍な切断/Murderous Cut》
2《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
1《島/Island》
1《平地/Plains》
1《沼/Swamp》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1《湿った墓/Watery Grave》
2《神無き祭殿/Godless Shrine》
2《湿地の干潟/Marsh Flats》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1《大天使の霊堂/Vault of the Archangel》
1《乱脈な気孔/Shambling Vent》
1《天界の列柱/Celestial Colonnade》
2《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
サイドボード
1《思考囲い/Thoughtseize》
1《天界の粛清/Celestial Purge》
1《盲信的迫害/Zealous Persecution》
2《対抗突風/Countersquall》
2《疲弊の休息/Rest for the Weary》
1《解呪/Disenchant》
2《石のような静寂/Stony Silence》
2《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
1《至高の評決/Supreme Verdict》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
私としてはブン回りでデッキとして勝つのもいいかもしれませんが本当に強いデッキというのは安定性が高いことが必要だと考えています。
その安定性を高めるためにどうするのかということ次回考察していきたいと考えております。
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